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アラートのトリアージと優先順位

このレッスンのあとで: アラートの深刻度と対象の大切さから、対応する順番を決めることができる。

55分のレッスンコマンド2件インシデント対応とフォレンジックのラボ:侵入されたサーバーをブラウザーで調べる

アラートのトリアージとは

トリアージとは、届いたアラートを急ぐ順に並べ、対応する順番を決めることです。全部に同時には対応できないので、最初に見るものを選ぶ力が要ります。

朝に300件のアラートが届いても、本物は数件かもしれません。順番を間違えると、決済サーバーへの侵入が、練習用の機械の誤報の下に埋もれます。

このレッスンのゴール

メモ

アラートの深刻度と対象の大切さから、対応する順番を決めることができる。

キーワード

ことばいみ
アラート監視の仕組みが出す「調べてください」という知らせ
深刻度その出来事がどれだけ悪いかを表す段階
誤報攻撃ではないのに出たアラート
見逃し攻撃があったのに出なかったアラート
トリアージ急ぐ順に並べて、対応の順番を決めること
アラート疲れ知らせが多すぎて、見なくなってしまうこと

学生が入力するセルは、このプレビューでは空白です。

深刻度で急ぎ具合が分かる

深刻度は、その出来事がどれだけ悪いかを表す段階です。ここでは1から5までの5段階で考えます。

数字が大きいほど急ぎます。ただし、深刻度は出来事の悪さだけを表します。どの機械で起きたかは、まだ入っていません。

例: 深刻度の5段階

深刻度意味例
5 緊急今まさに被害が出ている決済サーバーに知らない人が入った
4 高被害の一歩手前管理者への失敗が連続している
3 中調べたほうがよい新しいアカウントが作られた
2 低記録しておくパスワードの失敗が1回
1 情報参考定期ジョブが正常に始まった

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大切さをかけて優先度を出す

同じ深刻度でも、起きた機械で急ぎ具合は変わります。そこで、機械の大切さを1から3で決めます。決済サーバーは3、社内の機械は2、練習用は1です。

優先度は、深刻度に大切さをかけた数です。大きいほど先に見ます。

例: 優先度を計算する

アラート深刻度大切さ優先度
A 管理者への失敗が連続(決済サーバー)4312
B 管理者への失敗が連続(練習用)414
C 新しいアカウント(社内の機械)326
D パスワードの失敗が1回(練習用)212

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誤報と見逃しは両方こわい

誤報は、攻撃ではないのにアラートが出ることです。見逃しは、攻撃があったのにアラートが出ないことです。

誤報は、時間を無駄にします。見逃しは、被害を大きくします。どちらかをゼロにしようとすると、もう一方が増えます。

例: 4つの場合

場合アラートが出たアラートが出なかった
攻撃があった正しい検知見逃し
攻撃がなかった誤報正しく静か

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失敗の行を数える

コマンド
grep -c "Failed password" case/var/log/auth.log

ここでは表示のみで、実行されません。無料アカウントを作成すると、実行ボタンで自分のラボのターミナルに入力できます。

成功の行を数える

コマンド
grep -c "Accepted" case/var/log/auth.log

ここでは表示のみで、実行されません。無料アカウントを作成すると、実行ボタンで自分のラボのターミナルに入力できます。

1行ごとのアラートは多すぎる

もし失敗の行ごとにアラートを出したら、1日で何百件にもなります。成功のログインは、数件しかありません。

人は、多すぎる知らせに慣れて、見なくなります。これがアラート疲れです。「10分に10回」のようにまとめると、数は減ります。

よくある間違い

注意

「誤報に見えるアラートは、見ないで閉じてよい」と考える人が多くいます。誤報かどうかは、ログで確かめてから決めます。確かめずに閉じた本物は、あとで被害になって戻ってきます。

このラボとソースについて: インシデント対応とフォレンジックのラボ:侵入されたサーバーをブラウザーで調べる

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