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クラウドは計算機を借りること

このレッスンのあとで: コンピュータを持たずに借りるという、クラウドの考え方を説明できる。

45分のレッスンコマンドなし

サーバーを買うか、借りるか

大阪の物流会社で、配送の管理システムを新しくすることになりました。社内の古いサーバーは、もうすぐ7年目です。

新しいサーバーを買うと、1台120万円です。届くまでに2か月かかります。

担当の課長は「買わずに借りる方法はないのか」と聞きました。その答えが、今日学ぶクラウドです。

このレッスンのゴール

メモ

コンピュータを持たずに借りるという、クラウドの考え方を説明できる。

今日のキーワード

ことばいみれい
サーバーほかの機械から頼まれた仕事をする、動き続けるコンピュータ
クラウドネット越しに借りるコンピュータや保存場所
仮想マシンクラウドで借りる1台分のコンピュータ
従量課金使った分だけ払う料金の決め方
初期費用使い始める前に払うお金
リージョンクラウドのデータセンターがある地域東京、大阪

学生が入力するセルは、このプレビューでは空白です。

クラウドは計算機を借りる仕組み

クラウドは、大きな会社のデータセンターにあるコンピュータを、ネット越しに借りる仕組みです。

借りた1台分を仮想マシンといいます。管理画面で大きさと台数を選ぶと、数分で使えます。

建物、電気、冷房、壊れた部品の交換は、貸す側の仕事です。借りる側は、その上で動かすソフトとデータに集中できます。

例: 買う場合と借りる場合

項目サーバーを買うクラウドで借りる
使い始めるまで約2か月数分
初期費用120万円0円
毎月の支払い電気代と保守の費用使った時間の分
故障したとき自分たちで部品を交換貸す側が対応
やめたいとき売るか処分する止めて削除する

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従量課金は使った分だけ払う

クラウドの多くは従量課金です。仮想マシンなら、動かした時間の分だけ払います。止めている間は、計算の料金がかかりません。

例として、1時間50円の仮想マシンを考えます。1か月ずっと動かすと約720時間なので、36,000円です。

ここでの金額は説明用の例です。本当の料金は、会社や大きさで変わります。

試す: 月の料金を計算する

コード: python
# 1時間あたりの料金(説明用の例の金額です)
yen_per_hour = 50

# 平日の昼だけ動かす場合: 1日10時間、月に20日
hours = 10 * 20
print("動かす時間:", hours, "時間")
print("月の料金:", hours * yen_per_hour, "円")

# 1か月ずっと動かす場合と比べます
always = 24 * 30
print("ずっと動かすと:", always * yen_per_hour, "円")

# 1日12時間、月に22日に変えて、もう一度実行しましょう。

例: 3年間の合計で比べる

使い方(1時間80円の例)借りる(3年)買う(3年)安い方
平日の昼だけ(月200時間)576,000円1,560,000円借りる
毎日24時間(月720時間)2,073,600円1,560,000円買う

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よくある間違い

注意

クラウドはいつでも安い、と考える人は多いです。実際は、使い方で変わります。止めておける時間が長いシステムは、借りる方が得になりやすいです。何年も毎日24時間、同じ量で動かすなら、買う方が安いこともあります。必ず両方の合計を計算して比べましょう。

リージョンはデータセンターの地域

クラウドの会社は、世界のあちこちにデータセンターを持っています。その地域をリージョンといいます。日本では、東京と大阪にリージョンを持つ会社が多いです。

リージョンは、使う人の近くを選ぶのが基本です。近いほど、画面の反応が速くなります。

顧客の情報は国内に置く、という社内の決まりがある会社もあります。そのときは国内のリージョンを選びます。

例: リージョンの選び方

状況選ぶリージョン理由
大阪の倉庫と関西の店で使う大阪近くて反応が速い
顧客の情報を国内に置く決まりがある東京か大阪データが国内にある
大阪が止まっても配送を続けたい東京と大阪の両方片方が止まっても動く

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授業で使いますか?このモジュールを学生に割り当てると、教員用ガイド、自動採点つきの課題、学生ごとのラボを使えます。