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マネージドデータベースを選ぶ

このレッスンのあとで: マネージドデータベースを使うべき場面を判断できる。

45分のレッスンコマンドなし

日曜日がつぶれた更新作業

愛知の自動車部品メーカーでは、受注のデータベースを社内のサーバーで動かしています。担当の情報システム課は3人です。

毎朝のバックアップの確認、月1回の更新作業、故障したときの夜中の呼び出しがあります。先月は、更新作業で日曜日がつぶれました。

こうした作業を、クラウドに任せることはできないでしょうか。

このレッスンのゴール

メモ

マネージドデータベースを使うべき場面を判断できる。

今日のキーワード

ことばいみ
データベース表の形でデータをためて探す仕組み
マネージドデータベース運用の作業をクラウドの会社が受け持つデータベース
バックアップ元に戻せるように取っておく写し
パッチソフトの不具合や弱点を直す更新
スタンバイ本番が止まったときに代わる予備
責任分担どちらが何をするかの分け方

学生が入力するセルは、このプレビューでは空白です。

マネージドは運用を任せること

データベースを自社のサーバーで動かすと、運用の作業はすべて自分たちの仕事です。インストール、パッチ、バックアップ、故障への対応です。

マネージドデータベースでは、こうした作業をクラウドの会社が受け持ちます。管理画面で大きさとバックアップの時刻を選ぶと、あとは自動で動きます。

どちらが何をするかを、責任分担といいます。

例: 責任分担の表

作業自社サーバーマネージド
機械と電気自社クラウドの会社
ソフトの更新(パッチ)自社クラウドの会社
毎日のバックアップ自社クラウドの会社
故障時の切り替え自社クラウドの会社(スタンバイあり)
表の設計とSQL自社自社
誰が読めるかの設定自社自社
データの中身自社自社

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試す: SQLはそのまま使える

コード: sql
-- マネージドでも、SQL はこれまでと同じように書けます。
-- 納期が10月25日までの注文を、納期の早い順に探します。
SELECT customer, part, quantity, due
FROM orders
WHERE due <= '2026-10-25'
ORDER BY due;

-- 数量が500以上の注文だけを探すように変えましょう。

向く場面と向かない場面

マネージドデータベースは、運用に人を割けない会社に向いています。止まると困るシステムでも、スタンバイを付ければ、故障時に自動で予備へ切り替わります。

向かない場面もあります。データベースの細かい設定を自分で変えたいときや、特別な拡張機能が必要なときです。

料金も、同じ大きさの仮想マシンに自分で入れるより高めです。

例: どちらを選ぶか

状況選ぶもの理由
担当が3人で、夜の対応がつらいマネージド運用を任せられる
受注が止まると工場が止まるマネージド(スタンバイあり)故障時に自動で切り替わる
特別な拡張機能が必要仮想マシンに自分で入れる細かく設定できる
1週間だけの検証マネージドすぐ作ってすぐ消せる

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よくある間違い

注意

マネージドなら、データも全部守ってもらえると思う人がいます。クラウドの会社が守るのは、機械とソフトの運用です。間違ったSQLで注文を消したら、それは自社の責任です。バックアップから戻す手順は、自分たちで確かめておきましょう。

料金は時間と容量で決まる

マネージドデータベースの料金は、主に動かした時間と、データを置く容量で決まります。スタンバイを付けると予備も動くので、時間の料金はおよそ2倍です。

例として、1時間100円、容量1GBあたり月20円とします。1か月720時間で72,000円、データ50GBで1,000円です。

金額は説明用の例です。

例: 月の料金

構成時間の料金容量の料金月の合計
スタンバイなし72,000円1,000円73,000円
スタンバイあり144,000円1,000円145,000円

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授業で使いますか?このモジュールを学生に割り当てると、教員用ガイド、自動採点つきの課題、学生ごとのラボを使えます。