自動で採点されるクイズ
クイズは生徒が提出した瞬間に採点され、その点数が保存されます。クイズはブラウザーで1問ずつ作ります。読み込むファイルも、別に保管しておく解答用紙もありません。
4種類のクイズ
課題を作るときに種類を選びます。下で説明する通常のクイズである「設問」、用語を対応する説明の上にドラッグする「ドラッグ&ドロップでマッチング」、同じ組を2列に並べてクリックで結び付ける「クリックでマッチング」、そしてヒントと答えを書けばマス目が自動で組まれる「クロスワード」です。4種類とも提出と同時に採点され、すべての受験記録が残り、受験回数と制限時間について同じ設定を使えます。これらの設定はビルダーではなく、課題の設定タブにあります。
「クリックでマッチング」は左右どちらの長さにも制限がないので、シラバスの定義をそのまま入れられます。ドラッグする方式には上限があります(用語は80文字、説明は600文字まで)。用語はつまんで動かすチップの中に入るので、段落ほどの長さになるとスマートフォンではドラッグできないからです。どちらの形式も最大24組まで入れられます。
2つのマッチング形式は中身が同じ活動なので、どちらを選んでも書き方は同じです。1行に1組ずつ、用語とそれに対応するものを書きます。長めの説明がいくつかあるならドラッグ方式を、重要用語の一覧を復習するならクリック方式を選びます。「教材」ページにある無料の T Level ゲームは、このクリック方式です。
マッチングの活動は、ドラッグする用語と、それを置く説明の組で作ります。1組ごとに1点なので、7組なら7点満点になり、生徒はどれを間違えたかがわかります。用語はシャッフルされて表示され、ドラッグでも、タップでも、キーボードでも操作できるので、タブレットでも使えます。置いた用語は一覧から消えるので、残っているものがまだ手を付けていないものです。説明の上ならどこにドロップしても有効です。
ボタンを押すとその回が採点され、同じボード上に結果が戻ってきます。正解の組は緑、不正解の組は赤で示され、それぞれに正しい用語が表示されます。これには、課題の設定タブの「受け方」にある「どの問題が正解だったかを表示」が必要です。この設定は、オフにしない限りオンになっています。
ビルダーの横のプレビューでも解答できます。「完了」を押すと、クラスと同じ方法で採点されます。各問題が緑か赤の枠で囲まれ、点数と、自分の答えと正解を並べた表が表示されます。「もう一度」を押すとクリアされ、もう一度試せます。プレビューの内容は何も保存されず、保存済みかどうかにかかわらず、画面に表示されているクイズに対して採点されます。
リンクから開いた課題では、これらの設定を教員が決めることはできません。誰でもログインせずに挑戦でき、回数に制限はなく、点数と正解は常に表示されます。誰でも開ける課題は復習用です。7問中4問正解と言われても、どの3問を間違えたかわからなければ、聞ける相手がいません。点数を残すには名前かアカウントが必要で、どちらもなければ採点されてもその場限りです。
1回分を終えるボタンの表示は、課題の設定にある「採点対象」のチェックに従います。点数が記録に残る場合は「提出」、残らない場合は「答え合わせ」となるので、誰も採点しない復習用の活動で、クラスに「提出」を求めることはありません。横にある「リセット」は、受験回数を消費せずにボードを空にします。
「JSON を編集」を押すと、通常のクイズビルダーと同じようにファイルそのものが開き、横の「JSON をダウンロード」で保管用や共有用のファイルを入手できます。ダウンロードしたファイルを「JSON を編集」に貼り付ければ、活動は元のとおりに戻ります。
マッチングの活動には「保存」ボタンがありません。横の設定と同じく、入力を止めた少し後に自動で保存されます。「プレビュー」を押すとクラスに見えるとおりに表示され、実際に試せます。プレビューでもボタンは動くので、用語を置いて「答え合わせ」を押し、生徒のボードと同じように採点されるのを確かめられます。プレビューの内容は何も保存されず、受験回数も消費しません。
マッチングの活動も、ほかの課題と同じようにリンクを付けられ、リンクを持つ人は誰でもログインせずに取り組めます。点数を残すには名前かアカウントが必要です。採点した回は、誰かの記録として残す必要があるからです。
語彙や定義など、言葉とその意味そのものが学ぶ内容のすべてであるものに向いています。答えを入力したり、選んだり、説明したりする必要があるものには、「設問」を使ってください。

クロスワード
ヒントとその答えになる単語を1行に1つずつ書けば、単語の交わり方は自動で決まります。ヒントは最大16個です。どの答えもほかの答えと交わる必要があるのでマス目はすぐに大きくなり、クロスワードはパソコン向けの活動です。ヒントは1つ300文字まで、答えは文字と数字で24文字までです。
答えに使えるのは文字と数字です。マス目には空白やスラッシュのマスがないので、Primary key は10マス、TCP/IP は5マスになります。ビルダーでは、入力に合わせて各答えがどうなるかが表示されます。生徒が大文字・小文字のどちらで入力しても、空白の有無にかかわらず、正解として採点されます。
ヒントは正誤にかかわらず1つ1点なので、ヒントが12個なら12点満点になり、生徒はどの単語を間違えたかがわかります。誰も答えなかったヒントは、採点対象外ではなく不正解として数えます。
ある答えがほかのどの答えとも共通の文字を持たない場合は置き場所がないので、ビルダーがどのヒントかを示し、単語を変えられるようにします。何も拒否はされません。クロスワードは保存され、ほかのマス目も問題ありませんが、そのヒントはクラスに見えるパズルから外されます。
「プレビュー」を押すとクラスに見えるとおりのマス目が表示され、実際に試せます。文字入力も矢印キーもボタンも動きます。プレビューは最後に保存されたときのマス目なので、上のヒントより1秒ほど遅れて反映されます。配置はクロスワードの保存時に決まるからです。
採点されると、間違えたヒントは赤くなり、横に正解が表示されます。2つの単語が交わる場所では赤が優先されます。間違えた単語に含まれるマスは、そこを通るもう一方の単語が正しくても不正解です。
「JSON を編集」と「JSON をダウンロード」は、ほかの形式と同じように使えます。ファイルに入っているのはヒントと答えで、マス目は入っていません。マス目は答えが変わるたびに答えから組み直されるからです。
1問ずつ作る
答えが1つまたは複数の多肢選択、単語や数値の入力、正誤、ドロップダウン、並べ替え、組み合わせなどがあります。問題ごとに形式を選び、欄を埋めていきます。
正解データはクイズと一緒に保存され、生徒のブラウザーに送られるものからはすべて取り除かれます。正解を含む版のページは存在しないので、ページを探っても何も見つかりません。
クイズは最大200問まで入れられ、ほかの課題ファイルと同じように保存されるため、64 KB が上限です。新しいクイズは問題が1つもない状態から始まります。
受け方を決める
受験回数、終了後に点数を見せるかどうか、制限時間を決めます。これらはモジュールごとの設定なので、同じクイズを、あるクラスでは複数回受けられる復習用に、別のクラスでは1回限り20分の評価に使えます。
何も変更していないクイズは、受験が1回までで、生徒には点数、間違えた問題、正しい答えが表示されます。受験回数は最大10回まで許可でき、制限時間は分単位で最大4時間まで、0は制限なしです。受験回数に制限がないのは、リンクから開いた課題だけで、これは誰かが選べる設定ではありません。
クイズの配色は選べませんが、これは意図的なものです。全員が自分で選んだ配色で読むので、30人のクラスなら30通りの画面になり、それぞれが自分に読みやすい画面を見ています。クリーム色の紙、リーディング用オーバーレイの色合い、落ち着いた配色、暗めの配色、ハイコントラストがすべて「配色と文字」ページにあり、1つのクイズだけでなくサイト全体に適用されます。
ログインしていない生徒も、ページ上部の「ゲスト」から同じように選べるので、共有したリンクから取り組むクラスも取り残されません。
クイズが解答の途中で打ち切られることはありません。時間切れは記録されますが、その回は採点されます。答えは提出されるまでページの中にしかなく、提出を拒めば、制限時間で測ろうとしていた成果そのものを失わせてしまうからです。
組み合わせ問題の採点結果は、1組1行の表で示されます。項目、生徒の答え、そして間違っていた場合は正解です。文章で示していたころは、5組で矢印だらけの2段落になり、どれが間違いなのか誰にも見つけられませんでした。
組み合わせ問題は組の数だけ点数があるので、5組中4組を正しく結んだ生徒は0点ではなく4点になります。ほかの形式の問題はすべて1問1点なので、組み合わせ問題を含むクイズは、問題数より多い点数が満点になります。すでに受験した回は、そのときの点数のままです。
正解を見せる設定にしたクイズでは、「完了」を押すと、生徒自身の答えが入った読み取り専用のクイズが戻ってきて、すべての問題に枠が付きます。正解は緑、不正解は赤、組の一部が合っていた組み合わせ問題は黄色で、手で採点する問題には枠が付きません。色だけで伝えるのではなく、クイズの上に凡例があり、下には問題ごとに1行の説明があります。「もう一度挑戦」を押すとクリアされ、回数が残っていれば新しい回を始められます。正解を見せない設定のクイズでは、これまでどおり点数だけが表示されます。
クラスが苦戦した問題を見る
クイズの「状況」タブには、登録簿の横に、問題ごとに1行の表があります。その問題に答えた受験の数、そのうち正解した数、その割合です。割合はその問題に答えた受験を母数とし、すべての受験が母数になることはありません。そのため、飛ばした問題が不正解扱いになることはなく、クイズの最後の問題が一番難しく見えることもありません。誰も答えていない問題も行として残り、割合は表示されません。「問題6に誰も取り組んでいない」ことこそ、確かめたいことだからです。
手動で採点する問題はその旨が表示され、0%とは表示されません。クラスではなく、公開アドレスや共有リンクから開いた人の受験しかない課題では、この表は表示されません。
これらの数値は、現在のクイズに対して受験を採点し直して求めており、ページにもそう書かれています。すでに付けた点数は再計算されないので、正解を修正したあとは、表が上の登録簿の点数と合わないことがあります。
点数は付いたときのまま残ります
点数はその回の受験記録に保存されます。後から問題を編集しても、すでに付いた点数は変わりません。だからこそ、それは計算結果ではなく点数なのです。
もう一度受けさせる必要があれば、クイズをその生徒に差し戻せます。それまでの回を消すのではなく、受験回数が1回増えます。
受験が複数回ある生徒は、最後ではなく最高の受験が採用されます。正解数が最も多い受験で、同じなら新しいほうです。すべての受験は引き続き保存され、「点数」タブとCSVには最高の結果が表示されます。
よくある質問
- 生徒はページのソースで正解を見られますか?
- いいえ。クイズを生徒に送るすべての経路で、正解データは送り出す時点で取り除かれます。さらに、それらの経路を1つ残らず確かめ、どこかに正解が含まれていれば失敗するテストもあります。
- 生徒がクイズの途中でタブを閉じたらどうなりますか?
- その回はその生徒のもののままで、時間は進み続けます。ログインし直しても新しい回にはなりません。
- 同じクイズを、2つのクラスで別のルールで使えますか?
- はい。受験回数、フィードバック、制限時間はクイズではなく、それを出したモジュールに属するので、1つのクイズをあるグループでは復習用に、別のグループでは評価に使えます。