AIに任せる作業の決め方
AIとの付き合い方とは、どの作業を任せ、どの作業を自分で持つかを決めることです。任せた作業でも、結果の責任は、使った人にあります。
速く終わることと、正しく終わることは別です。分け方を決めれば、速さと確かさを両方得られます。
このレッスンのゴール
メモ
AIに任せる作業と自分で持つ作業を、理由をつけて分けられる。
今日のキーワード
| ことば | いみ |
|---|---|
| 委任 | 作業をほかの人や道具に任せることです。 |
| 責任 | 結果に対して、引き受けるべきことです。 |
| 元に戻せる | 失敗しても、前の状態に戻せることです。 |
| 許可 | 変更の前に、人が「よい」と答えることです。 |
| 記録 | 何をどう頼み、何を採ったかの控えです。 |
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任せやすい作業と持つ作業
任せる作業は、4つの点で選びます。失敗の大きさ、元に戻せるか、テストがあるか、扱う情報です。
失敗が小さく、戻せて、テストがあり、公開してよい情報なら、任せやすい作業です。
作業を分ける4つの点
| 見る点 | 任せやすい | 自分で持つ |
|---|---|---|
| 失敗の大きさ | 小さい | 大きい |
| 元に戻せるか | 戻せる | 戻せない |
| テストがあるか | ある | ない |
| 扱う情報 | 公開してよい | 秘密や個人の情報 |
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任せても、責任は自分にある
AIが書いたコードで問題が起きたとき、モデルは責任を取れません。使うと決めたのは自分です。
授業や職場に、AIの使い方の決まりがあれば、それに従います。使った場合は、決まりに沿って書き添えます。
任せたときの時間の例
| 作業 | 自分でする | 任せる(頼む+確認) |
|---|---|---|
| テストを5件書く | 30分 | 5分+15分=20分 |
| エラー文の意味を調べる | 20分 | 3分+5分=8分 |
| お金の計算を直す | 40分 | 5分+40分=45分 |
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ラボは許可を求める
ラボのアシスタントは、ファイルの変更とコマンドの実行の前に、必ず許可を求めます。次の Run は、その設定の行を見ます。
edit と bash が ask、webfetch が deny と書かれています。許可の前に、中身を読む習慣が、ここで身につきます。
許可の設定を見る
docker exec agent grep -n permission /home/node/.config/opencode/opencode.jsonここでは表示のみで、実行されません。無料アカウントを作成すると、実行ボタンで自分のラボのターミナルに入力できます。
よくある間違い
注意
「AIに任せれば、確かめる時間はいらない」と考える人がいます。確認の時間も、作業の一部です。上の表のように、確認が長い作業は、自分でしたほうが早いことがあります。
小さく分けて、1つずつ確かめる
大きな作業は、小さく分けて頼みます。1つ頼み、答えを確かめ、採ってから、次を頼みます。
小さな単位なら、間違いに早く気づけます。確かめた結果は、記録に残します。