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AIアシスタントの仕組みと限界

このレッスンのあとで: AIアシスタントが得意なことと苦手なことを、例を挙げて言い分けられる。

45分のレッスンコマンド1件AI コーディングエージェントのラボ:opencode でコードを説明・修正し、その結果を確かめる

AIアシスタントとは何か

コーディングアシスタントとは、頼んだ内容に合わせて、コードを書いたり直したりしてくれるAIの道具です。中では、大規模言語モデル(LLM)が、次に来る言葉を予測しています。

得意なことと苦手なことを知っておけば、答えを信じすぎずに使えます。大学の課題で使う前に、仕組みを知っておきましょう。

このレッスンのゴール

メモ

AIアシスタントが得意なことと苦手なことを、例を挙げて言い分けられる。

今日のキーワード

ことばいみれい
コーディングアシスタントコードを書き、直してくれるAIの道具です。
大規模言語モデル大量の文章から言葉のつながりを学んだ仕組みです。LLM
プロンプトAIに送る、頼みの文章です。
コンテキストモデルが答えるときに見られる範囲です。
ハルシネーション本当らしく聞こえる、間違った答えです。

学生が入力するセルは、このプレビューでは空白です。

モデルは次の言葉を予測する

モデルは、大量の文章とコードから、言葉のつながり方を学んでいます。頼まれると、ありそうな次の言葉を1つずつ選んで、答えを組み立てます。

つまり、答えは「正しいもの」ではなく「ありそうなもの」です。多くの場合は合いますが、正しい保証はありません。

AIは間違いも自信ありげに言う

ハルシネーションとは、本当らしく聞こえる、間違った答えのことです。存在しない関数の名前を、本物のように説明することもあります。

確かめる手間は小さく、間違いを信じる損は大きいのです。小さな主張は、実行して確かめます。

主張を実行で確かめる

コード: python
# AIが「round(2.5) は3になります」と答えたと考えます。
# 本当かどうかを、実行して確かめます。
print(round(2.5))
print(round(3.5))

# 2.5 を 4.5 に変えて、もう一度実行します。

モデルが見るのは頼んだ範囲だけ

モデルが答えを作るとき、見られる文章の量には限りがあります。この範囲をコンテキストと呼びます。見せていないファイルや、前の会話が範囲の外なら、モデルは知りません。

だから、足りない情報は、頼む側が書き足します。

得意なことと苦手なこと

場面得意か理由
よくある書き方の例得意似た例を多く学んでいる
エラー文の意味の説明得意説明文を多く学んでいる
課題の細かい条件苦手書かなければ知らない
新しいライブラリの仕様苦手学んだ後のものは知らない
答えが正しい保証できない予測であり、検証ではない

学生が入力するセルは、このプレビューでは空白です。

ラボのアシスタントを確かめる

このモジュールのラボには、コーディングアシスタントが入っています。起動のたびに、約1分かけて入れ直されます。

次の Run は、準備の状態を見るだけです。入れている間は installing、終わると ready と出ます。出るまで、くり返し実行してください。

準備の状態を見る

コマンド
docker exec agent cat /tmp/agent/status

ここでは表示のみで、実行されません。無料アカウントを作成すると、実行ボタンで自分のラボのターミナルに入力できます。

よくある間違い

注意

「自信のある言い方だから、正しい」と考える人がいます。言い方の強さは、正しさの証拠ではありません。実行するか、公式の説明で確かめるまでは、仮の答えとして扱います。

このラボとソースについて: AI コーディングエージェントのラボ:opencode でコードを説明・修正し、その結果を確かめる

授業で使いますか?このモジュールを学生に割り当てると、教員用ガイド、自動採点つきの課題、学生ごとのラボを使えます。