クリーム色の背景、色付き表示、高コントラスト、大きな文字のほうが読みやすいですか?配色と文字を選ぶと、すべてのページに一度で反映されます。

無料レッスン

名前がアドレスになるしくみ

レッスンの全文をここで読めます。無料アカウントを作ると、コマンドをラボで実行し、クイズと課題に取り組めます。

45分のレッスンコマンドなし

店のタブレットが発注できない

あるコンビニチェーンでは、店のタブレットから本部の発注システムに入ります。

店員さんが覚えているのは「hacchu.example.com」という名前だけです。けれども、ネットワークが届け先に使うのは、IPアドレスです。

名前を番号に変える係が止まると、どの店も発注できなくなります。この係のしくみを見ていきます。

このレッスンのゴール

メモ

名前がアドレスに変わるしくみを説明できる。

キーワード

ことばいみれい
ドメイン名人が覚えやすい、機器やサービスの名前hacchu.example.com
DNS名前をIPアドレスに変えるしくみ
名前解決名前からIPアドレスを調べること
Aレコード名前とIPv4アドレスの対応
CNAME別の名前を指す別名
TTL答えを覚えておいてよい秒数300

学生が入力するセルは、このプレビューでは空白です。

DNSは名前を番号に変える

人は名前を覚え、機器は番号で届け先を探します。その間をつなぐのがDNSです。

パソコンは、まず決められたDNSサーバーに名前を聞きます。DNSサーバーは答えを知らなければ、知っているサーバーに順にたずねます。

最後に、その名前を管理するサーバーが答えを返します。

やってみよう: 名前の表を引く

コード: bash
# 社内の名前の表をファイルに作っておきます
printf "hacchu.example.com 203.0.113.40\nkintai.example.com 203.0.113.41\nmail.example.com 198.51.100.25\n" > names.txt

# 名前からアドレスを探します。DNS が裏でしている仕事の、ごく小さな形です
grep "^kintai.example.com " names.txt

# kintai を mail に変えて、実行してみましょう

DNSの答えはレコードで届く

DNSサーバーは、名前ごとにレコードという形で情報を持っています。

Aレコードは、名前とIPアドレスの組です。CNAMEは「この名前は、あの名前の別名です」という意味です。

下は、dig という調べる道具の本物の出力です。CNAMEをたどってから、Aレコードにたどり着いています。

digの出力を読む

コード: bash
$ dig hacchu.example.com A +noall +answer
hacchu.example.com.     300     IN      CNAME   app-osaka.example.com.
app-osaka.example.com.  300     IN      A       203.0.113.40

例: 出力の列の意味

列例意味
名前hacchu.example.com.調べた名前
TTL300この答えを300秒覚えてよい
種類CNAME別の名前を指す
中身app-osaka.example.com.次に調べる名前
種類AIPアドレスを持つ
中身203.0.113.40つなぎに行くアドレス

学生が入力するセルは、このプレビューでは空白です。

よくある思い違い

注意

DNSを書き換えれば、すぐに全員に届くと思う人が多いです。実際は、各地のサーバーやパソコンが、前の答えをTTLの間覚えています。引っ越しの前の日に、TTLを短くしておくのはこのためです。

授業で使いますか?このモジュールを学生に割り当てると、教員用ガイド、自動採点つきの課題、学生ごとのラボを使えます。