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VLANで一つのスイッチを分ける

このレッスンのあとで: 一台のスイッチで二つのグループを分ける設計を説明できる。

45分のレッスンコマンド4件VLAN のラボ:VLAN と VLAN 間ルーティングをブラウザーの Ubuntu VM で

来客のスマホが経理のパソコンに見える

VLAN(仮想LAN)は、一台のスイッチを、見えない壁で複数のネットワークに分ける技術です。壁があれば、来客のWi-Fiから経理のパソコンへ直接は届きません。

小さな会社でも、経理と来客を同じスイッチにつなぐことがあります。スイッチを買い足さずに分ける方法を見ましょう。

このレッスンのゴール

メモ

一台のスイッチで二つのグループを分ける設計を説明できる。

重要な言葉

ことばいみれい
VLAN一台のスイッチの中で分けた、別々のネットワーク
VLAN IDVLANを見分ける番号30
アクセスポート機器を一つのVLANにつなぐ口
トランクポート複数のVLANをまとめて運ぶ口
タグパケットに付けて、VLANの番号を伝える印
ブロードキャスト同じネットワークの全員に向けた呼びかけ

学生が入力するセルは、このプレビューでは空白です。

VLANはスイッチの中の見えない壁

普通のスイッチは、つないだ機器をすべて同じネットワークに入れます。一人のブロードキャストが、全員に届きます。

VLANを使うと、口ごとに番号を決めて、番号が同じ口どうしだけをつなぎます。別の番号の機器には、スイッチの中では届きません。

例:会社を二つに分ける

グループVLAN IDアドレスの範囲主な機器
経理30192.168.30.0/24経理のパソコン、サーバー
来客40192.168.40.0/24来客のスマホ、ノートPC

学生が入力するセルは、このプレビューでは空白です。

ラボの機器を見る

コマンド
vlanlab status

ここでは表示のみで、実行されません。無料アカウントを作成すると、実行ボタンで自分のラボのターミナルに入力できます。

同じ範囲のsrvへping

コマンド
sudo ip netns exec h10 ping -c 2 -W 1 10.10.0.100

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別の範囲のsrvへping

コマンド
sudo ip netns exec h20 ping -c 2 -W 1 10.10.0.100

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まだ壁は無く、ルーターも無い

ラボの始めは、すべての口がまだ VLAN 1 に入っています。status には、五つの機器とスイッチのVLANの表が出ます。

一つ目の ping は、h10 と srv が同じ範囲なので、返事が返ります。二つ目は、h20 のアドレスが別の範囲で、出口のルーターもまだ動いていないので、返事は一つも来ません。

アクセスポートとトランクポート

機器をつなぐ口は、アクセスポートです。一つのVLANだけに入り、機器の側にタグは付きません。

ルーターへつなぐ一本には、複数のVLANを通します。これがトランクポートで、パケットにVLANの番号のタグを付けて運びます。

スイッチのVLANの表を見る

コマンド
sudo ip netns exec sw bridge vlan show

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VLANの表は口ごとの番号表

出力は、口の名前ごとにVLANの番号が並ぶ表です。始めは、ほとんどの口が 1 だけです。

設定が終わると、機器の口には一つの番号、ルーターの口には二つの番号が並びます。このラボの課題は、その表を自分で作ることです。

VLANのあいだはルーターを通る

別のVLANの機器どうしは、ルーターを通らないとやり取りできません。ルーターがあれば、通すかどうかをルールで決められます。

来客から経理への通信は止め、経理から外への通信は通す、という決め方ができます。

例:誰が誰に届くか

送る側受ける側ルーターがあるとき
経理(30)経理(30)直接届く
経理(30)来客(40)ルーター経由。ルールで決める
来客(40)経理(30)ルーター経由。止めるルールを置く

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よくある間違い

注意

VLANを分ければ、もう安全だと思いがちです。分けただけでは、ルーターが二つをつなげば届いてしまいます。守るには、ルーターに「来客から経理へは通さない」というルールを置きます。

さらに挑戦:三つ目のグループ

会社に、防犯カメラのグループ VLAN 50 を足します。カメラは、経理にも来客にも届かなくてよいとします。

自分の can_reach に、カメラの行を足して試しましょう。ルーターで「カメラから出る通信を止める」ルールは、どう書くでしょうか。

このラボとソースについて: VLAN のラボ:VLAN と VLAN 間ルーティングをブラウザーの Ubuntu VM で

授業で使いますか?このモジュールを学生に割り当てると、教員用ガイド、自動採点つきの課題、学生ごとのラボを使えます。