地図は本物の町ではない
駅で、路線図を見たことがありますか。
路線図には、駅の名前と、駅のつながりが出ています。でも、線路のカーブや、駅の間の本当の長さは出ていません。
本物とはちがうのに、電車に乗るときは、とても役に立ちます。
今日は、このように「現実を簡単にしたもの」を学びます。
今日のキーワード
| ことば | いみ | れい |
|---|---|---|
| モデル | 現実のものごとを、簡単にして表したものです。 | 路線図 |
| 現実 | 本当のものごとです。 | 本物の町 |
| 単純化 | 大事なことだけを残して、ほかを省くことです。 | 駅の長さを省く |
| 目的 | そのモデルを、何に使うかということです。 | 乗りかえを調べる |
| 予想 | まだ起きていないことを、考えて当てることです。 | 5か月後の貯金 |
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モデルとは
モデルは、現実を簡単にしたものです。
現実は、とても複雑です。町には、道も、木も、人も、信号もあります。
そのまま全部を書くと、わかりにくくなります。そこで、必要なことだけを残して、ほかは省きます。これを単純化といいます。
小さな確認: モデルってなに?
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小さな確認: モデルってなに?
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例: 残したものと、省いたもの
| モデル | 残したもの | 省いたもの |
|---|---|---|
| 電車の路線図 | 駅の名前、つながり | 線路のカーブ、本当の長さ |
| 学校の案内図 | 教室の場所 | 机、ロッカー |
| 天気予報の地図 | 雨雲の動き | 細かい風の向き |
| 時間割表 | 授業の順番 | 授業の中身 |
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目的で、モデルは変わる
同じ町でも、モデルは一つではありません。
乗りかえを調べたいなら、路線図です。道を歩きたいなら、道の地図です。
このように、モデルは目的によって、残すものが変わります。目的を決めてから、作りましょう。
やってみよう: 貯金のモデル
# 今の貯金は3000円です。
money = 3000
# 現実を簡単にして、毎月ちょうど2000円ためる、と決めます。
for month in range(1, 6):
money = money + 2000
print(month, "か月後:", money, "円")
# 2000 を 1500 に変えて、もう一度実行しましょう。
例: モデルと現実の差
| 何か月後 | モデルの貯金(円) | ある人の実際(円) |
|---|---|---|
| 1か月後 | 5000 | 5000 |
| 2か月後 | 7000 | 6500 |
| 3か月後 | 9000 | 9000 |
| 4か月後 | 11000 | 10500 |
| 5か月後 | 13000 | 12000 |
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モデルは、現実と同じではない
重要
モデルの数は、現実とぴったり同じにはなりません。それでも、おおよその予想ができれば、役に立ちます。大事なのは、目的に合っているかどうかです。