コンビニのレジは、毎回同じ計算
コンビニのレジは、一日に何百回も、税込の値段を計算します。
そのたびに、計算のやり方を一から教えていたら、たいへんです。
計算のやり方に名前をつけて、必要なときに呼び出せば、楽になります。
それが、関数です。
今日のキーワード
| ことば | いみ | れい |
|---|---|---|
| 関数 | 命令のまとまりに、名前をつけたものです。 | tax_included |
| def | 関数を作る(定義する)ときに、最初に書く言葉です。 | def tax_included(price): |
| 引数 | 関数に渡す値です。かっこの中に書きます。 | price |
| 戻り値 | 関数が返す答えです。return のあとに書きます。 | return price * 110 // 100 |
| 呼び出し | 作った関数を、名前を書いて使うことです。 | tax_included(150) |
学生が入力するセルは、このプレビューでは空白です。
関数の作り方
関数は、def 名前(引数): で始めます。行の最後に : を付けます。
そのあとの行は、インデント(行の頭の空白)をそろえて書きます。インデントが、関数の中身の目印です。
答えを返す行は、return で始めます。
やってみよう: 税込の関数
# 関数を作ります(定義といいます)。
def tax_included(price):
return price * 110 // 100
# 関数を使います(呼び出しといいます)。
print(tax_included(100))
print(tax_included(150))
print(tax_included(280))
# 好きな値段で、呼び出してみましょう。
例: 税込の計算(10%)
| 元の値段 | 110をかける | 100で割った商 | 税込の値段 |
|---|---|---|---|
| 100円 | 11000 | 110 | 110円 |
| 150円 | 16500 | 165 | 165円 |
| 280円 | 30800 | 308 | 308円 |
| 99円 | 10890 | 108 | 108円(小数点以下は切り捨て) |
学生が入力するセルは、このプレビューでは空白です。
小さな確認: 関数
やってみよう
小さな確認: 関数
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作っただけでは、動かない
注意
def で関数を作っただけでは、中の命令は実行されません。作ったあと、名前を書いて呼び出したときに、はじめて動きます。呼び出しを書き忘れると、何も起きません。
やってみよう: 何度でも使う
def yen_text(price):
return str(price) + "円"
print(yen_text(150))
print(yen_text(280))
print("合計は", yen_text(430), "です")
# 一度作れば、何度でも使えます。
# yen_text の最後の "円" を "えん" に変えて、全部の表示が変わるか見ましょう。