文化祭の予約サイトをどこに置く
文化祭の予約サイトを作りました。当日は何千人も来るかもしれませんが、普段は誰も見ません。
学校に古いパソコンを置いて自前で動かすか、お金を払って借りるか。選び方で、費用も手間も、急に混んだときの強さも変わります。
このレッスンのゴール
メモ
費用と手間を比べて、自前のサーバーとクラウドのどちらが合うかを選べる。
重要な言葉
| ことば | いみ | れい |
|---|---|---|
| クラウド | 会社が持つ機械を、使った分だけ借りるやり方 | |
| IaaS | 機械の性能だけを借り、中は自分で整える形 | 仮想マシン |
| PaaS | アプリを置くだけで、動かす土台は任せる形 | |
| SaaS | 出来上がったアプリを、そのまま使う形 | |
| スケール | 混み具合に合わせて、力を増やしたり減らしたりすること |
学生が入力するセルは、このプレビューでは空白です。
自前で動かすと、全部自分の仕事
自前のサーバーは、機械を買い、置き場所を用意し、電気代を払い、壊れたら直します。使わない夜も、費用はかかり続けます。
代わりに、中身を全部自分で決められます。長く使い続けるほど、一か月あたりの費用が下がります。
自分で動かしているもの
docker ps --format "{{.Names}}"ここでは表示のみで、実行されません。無料アカウントを作成すると、実行ボタンで自分のラボのターミナルに入力できます。
クラウドは借りて、使った分だけ払う
クラウドは、会社の大きな機械を時間単位で借ります。使った時間だけ払い、混んだら増やし、空いたら減らせます。
機械の故障や置き場所は、貸す会社の仕事です。ただし、使い続ける量が多いと、月々の支払いが自前より高くなることがあります。
例:自前とクラウドの比べ方
| 見る点 | 自前のサーバー | クラウド |
|---|---|---|
| 最初の費用 | 機械を買う(大きい) | ほとんど無し |
| 毎月の費用 | 電気代など(小さい) | 使った分だけ(量で変わる) |
| 混んだとき | 機械を買い足すまで待つ | すぐ増やせる |
| 故障の世話 | 自分で直す | 貸す会社が直す |
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どこまで任せるかで三つに分かれる
クラウドは、任せる範囲で三つの形があります。借りる範囲が大きいほど、手間は減りますが、自分で決められることも減ります。
台所にたとえると、IaaSは調理場だけを借りる形、PaaSは材料を渡せば料理が出る形、SaaSは出来上がりを買う形です。
例:三つの形の比較
| 形 | 借りるもの | 自分の仕事 | 例 |
|---|---|---|---|
| IaaS | 機械の性能 | OSからアプリまで全部 | 仮想マシンを借りる |
| PaaS | アプリを動かす土台 | アプリを置くこと | アプリを預けて動かす |
| SaaS | 出来上がったアプリ | 使うだけ | メールや表計算のサービス |
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よくある間違い
注意
クラウドにすれば、いつでも一番安いと思いがちです。使った分だけ払うので、ずっと動かし続けると高くなることがあります。使い方を数えて、自前と費用を比べます。
費用は同じ単位にそろえて比べる
自前は「最初に払う額」と「毎月の電気代」、クラウドは「毎月の使用料」です。そのままでは比べられません。
自前の最初の額を、使う月数で割って、一か月あたりにそろえます。そして月ごとの合計を並べます。
例:一か月あたりの費用
| 項目 | 自前のサーバー | クラウド |
|---|---|---|
| 機械の代金 12万円を36か月で割る | 3,333円 | 0円 |
| 電気代(40kWh、1kWh が31円) | 1,240円 | 0円 |
| 使用料(730時間、1時間が6円) | 0円 | 4,380円 |
| 一か月の合計 | 4,573円 | 4,380円 |
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さらに挑戦:混む日だけ借りる
予約サイトは、文化祭の三日間だけ混みます。普段は小さな自前のサーバーで動かし、混む日だけクラウドで力を足す手もあります。
この組み合わせの良い点と、手間が増える点を、一つずつ書きましょう。